オランダ・ユトレヒト州の住宅街で爆発、4人負傷
現地当局は火災と建物の損壊が確認されていることを明らかにしたが、爆発の原因は現時点で判明していない。
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オランダ中部ユトレヒト州で15日午後、住宅街で大規模な爆発が発生し、少なくとも4人が負傷した。現地当局は火災と建物の損壊が確認されていることを明らかにしたが、爆発の原因は現時点で判明していない。現場周辺はパニック状態となり、市民が近くの商店街へ逃げ込む様子もみられた。
爆発は15日午後、ユトレヒト市中心部の住宅街で起きた。激しい衝撃音とともに火災が発生し、周囲の建物や窓ガラスが破損、路上には破片が散乱した。現地で対応に当たった当局者は地元テレビ局の取材に対し、「消防隊は建物の不安定な状態から直ちに内部へ入ることができず、消火や救助活動は外側から進められている」と語った。負傷した4人は病院に搬送され治療・手当てを受けているが、ケガの程度は明らかになっていない。
ユトレヒト市長は記者会見で、「現場周辺の建物に広範な被害が出ている」と述べ、地域住民に対して現場から離れ、安全な場所へ避難するよう呼びかけた。また、捜査当局が爆発の原因を特定するため現場検証を進めており、住宅内のガス漏れや事故、あるいは他の外的要因が関与している可能性も含めて調査しているが、初期段階のため結論は出ていないと説明した。
現場周辺では通行止め措置も取られ、警察や消防、救急隊が多数出動している。市中心部の交通は大きく混乱し、一部の道路や歩道は避難住民や報道陣で混雑した。消防当局は「倒壊の危険がある建物が複数あり、安全が確保されるまで作業は慎重に行う必要がある」と説明し、引き続き周辺住民の安全確保を優先している。
地元メディアによると、爆発が起きた建物は狭い路地にあり、周囲には商店や住居が密集している地域だという。住民の1人は地元テレビ局の取材に対し、「大きな衝撃音がして、窓ガラスが割れるのを感じた。その後すぐに火と煙が上がり、みんなが逃げ惑った」と語った。この地域には家族連れや高齢者も多く、地元当局は引き続き安否確認を進めるとしている。
また、爆発による負傷者がさらに増える可能性や、まだ建物内に取り残されている住民がいるかどうかについても調査が続いている。当局は近隣住民に対し、速やかに避難するよう促し、爆発原因が特定されるまで詳細な情報を公開しない方針を示している。
