EUがロシア大使を召喚、外交官襲撃事件受け
公務でロシア極東ウラジオストクを訪れていたルーマニア国籍の女性が2人組の男に殴られた。
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EUは18日、ロシア極東ウラジオストクでEUの外交官が襲撃された事件を受け、ブリュッセルの駐ロシア大使を召喚し、説明を求めたと明らかにした。
この職員は5月26日に襲撃された。氏名、国籍、ケガの程度は明らかになっていない。
AP通信は外交筋の話しとして、「公務でウラジオストクを訪れていたルーマニア国籍の女性が2人組の男に殴られた」と報じていた。
それによると、女性はホテルを出て早朝の散歩に出かけた際、襲撃されたという。
車が横付けされ、2人の男が降りてきて女性を脅し、殴ったとされる。
AP通信は外交筋の話しを引用し、「男たちはロシアの治安当局に所属している」と報じた。
EUの執行機関である欧州委員会は声明で、「外交官に対するいかなる暴力も容認しない」と述べ、ブリュッセルの駐ロシア大使を召喚し、説明を求めたと明らかにした。
それ以上の詳細は明らかになっていない。