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EUがグーグルを調査、特定コンテンツの検索順位に問題

トランプ政権はEUの厳しいデジタル規制を非難し、米企業に罰金を科した場合、報復すると宣言している。
グーグルオフィスビルのロゴ(Getty-Images/AFP通信)

EUの規制当局は13日、米IT大手グーグルが詐欺対策と自社が主張する方針のもと、検索結果においてメディア出版社の一部コンテンツを不当に順位を下げて表示しているかどうかを調査していると明らかにした。

トランプ政権はEUの厳しいデジタル規制を非難し、米企業に罰金を科した場合、報復すると宣言している。

EUの執行機関である欧州委員会はグーグルが自社のポリシーに基づき、特定のコンテンツを検索上位から排除していたことが確認された場合、数十億ドルの罰金を科す可能性がある。

欧州委員会のリベラ(Teresa Ribera)副委員長は声明で、「グーグルのポリシーでは、ニュース出版社が検索結果において公平、合理的、かつ差別のない扱いを受けることができないことを懸念している」と述べた。

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