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▽、対象はダイヤモンド、卵、デンタルフロス、ソーセージ、鶏肉など多岐にわたる。発効日は5月16日で、12月1日に発効するものもある。
2025年4月7日/米ワシントンDCホワイトハウス、トランプ大統領(右)とイスラエルのネタニヤフ首相(Getty Images/AFP通信)

EUの執行機関である欧州委員会が7日、トランプ政権による鉄鋼・アルミニウム関税に対抗して、さまざまな米国製品に25%の報復関税を課すと提案した。

それによると、対象はダイヤモンド、卵、デンタルフロス、ソーセージ、鶏肉など多岐にわたる。発効日は5月16日で、12月1日に発効するものもある。

EUの通商代表は7日、SNSへの投稿で、「この対抗措置は先に発表した260億ユーロ相当の米製品を対象とする関税に比べると、規模は小さい」と述べた。

ブルボン、ワイン、乳製品はリストから除外された。

欧州委員会はバーボンに50%の関税をかけることを想定している。トランプ(Donald Trump)大統領はEUが関税に踏み切った場合、アルコール飲料に200%の関税をかけると脅した。

トランプ氏の脅しは、特にワイン産業が盛んなフランスとイタリアを憂慮させた。

これらの報復関税に加え、EUは4月1日に鉄鋼に関する既存のセーフガードを強化し、輸入量を15%削減した。欧州委員会はアルミニウムの輸入割当も検討している。

加盟27カ国はこの提案について、9日に採決を行う予定である。

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