◎デジタルサービス法(DSA)はインターネットユーザーの安全を守ることを目的とした法律であり、それに指定された企業や組織は必要な措置を講じる必要がある。
EUの執行機関である欧州委員会は10日、インターネットユーザーのオンライン上の安全を守ることを目的としたデジタルサービス法(DSA)に基づき、ポルノサイトXXNXを監視リストに追加すると発表した。
DSAはインターネットユーザーの安全を守ることを目的とした法律であり、それに指定された企業や組織は必要な措置を講じる必要がある。
違反した場合は最高で全世界の売上高の6%の罰金、あるいはEU域内での活動禁止処分が下される可能性がある。
XXNXはDSAリスト入りした4つ目のポルノサイトとなった。
欧州委員会は先月、Pornhub、XVideos、Stripchatをこれに指定した。
欧州委員会によると、EU域内におけるXXNXの月間平均利用者は4500万。これは監視を強化するための基準値を大きく上回っている。
XXNXは11月までに、▽年齢認証ツールを使って未成年者がポルノにアクセスするのを防止すること▽研究者が一般公開しているデータにアクセスできるようにすること▽広告データベースを公開することなど、欧州委員会が求める追加措置を講じる必要がある。
またXNXXは違法コンテンツの流布に関連するリスクや、利用者の精神的・肉体的幸福への悪影響など、XNXXのサービスから派生するあらゆるシステム上のリスクを正当に評価し、軽減しなければならない。
XXNXはこの決定に関するコメントを出していない。
DSAリスト入りしたポルノ4社のサイトを開くと「18歳以上ですか?」と書かれたボックスが表示され、クリックすれば誰でも簡単にポルノを見ることができる。