フランス北東部の集合住宅で火事、4人死亡、電動スクーターから出火か

この火事は6日早朝に発生。13歳の少年を含む4人が死亡、少なくとも27人が負傷した。

フランス北東部シャンパーニュ地方の10階建て集合住宅で発生した火事について、地元当局は7日、電動スクーターのバッテリーから出火したとみられると明らかにした。

この火事は6日早朝に発生。13歳の少年を含む4人が死亡、少なくとも27人が負傷した。

13歳の少年は火元とみられる4階の一室から飛び降りて死亡。建物内で発見された焼死体はこの少年の兄（15歳）とみられる。

8階に住んでいた87歳の女性と59歳の息子が煙を吸い込み死亡した。

亡くなった少年の父親が重度の火傷を負い病院に搬送された。他の26人も病院で手当てを受けている。

地元消防の署長は記者会見で、「火元とされる4階の一室にあった電動スクーターのバッテリーから出火したとみられる」と述べた。

火災は出火から約3時間後に鎮火した。