◎亡くなった人の身元は明らかになっておらず、空港職員かどうかも不明である。
オランダ、首都アムステルダムのスキポール空港(Getty Images)

オランダ・アムステルダムのスキポール空港で離陸準備中の旅客機のジェットエンジンに人が吸い込まれ、死亡した。同港が29日、明らかにした。

それによると、事故を起こしたのはデンマーク行きのKLMオランダ航空機。亡くなった人の身元は明らかになっておらず、空港職員かどうかも不明である。

地元テレビ局は関係者の話しとして、「エンジンの後方が血で真っ赤に染まっていた」と伝えている。

KLMオランダ航空は「スキポール空港で走行中の航空機エンジンに人が巻き込まれる死亡事故が発生した」と声明を出した。

それによると、同社は現地に専門家を派遣し、事故を目撃した乗客乗員の心のケアに当たっているという。

空港警察は詳細が分かり次第、公表するとしている。

スキポール空港の年間利用者は約7200万人。欧州で3番目に利用者の多い空港である。

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