オランダ・ハーグで反イスラエル集会、ガザ紛争終結求める
ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は15日午前の時点で5万5362人、負傷者は12万8741人となっている。
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オランダ・ハーグで15日、イスラエルとオランダ政府に抗議するデモが行われ、数万人が市内を行進した。
デモ隊はイスラエルによるガザへの攻撃を非難。オランダ政府がイスラエルの軍事作戦を止めるために必要な措置を取らなかったと主張した。
このデモを主催した団体(アムネスティ・インターナショナル、セーブ・ザ・チルドレン、国境なき医師団など)は参加者を15万人以上と推計した。地元メディアは約10万人と報じている。
アムネスティは声明で、「このデモは明確なメッセージを送った。オランダ当局は国内と国際の両レベルで行動し、イスラエル政府への圧力を強化すべきだ」と述べた。
デモ隊はハーグの国際司法裁判所(ICJ)前を通過した際、「戦争を止めてくれ」と叫んだ。
AP通信の取材に応じた参加者は「ガザで起こっている恐ろしい犯罪に加担したくないし、声を上げたい」と語った。
ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は15日午前の時点で5万5362人、負傷者は12万8741人となっている。
多くのボランティアが行方不明者を捜索している。建物の倒壊に巻き込まれるなどして行方不明になった市民は1万~1万4000人と推定されている。