◎洒落た服装をした強盗団は2年前、世界最大の美術・骨董市「TEFAFヨーロピアン・ファイン・アート・フェア」で数百万ドル相当の宝石類を展示ケースから盗んだ。
オランダ、首都アムステルダムの警察官(Getty-Images)

オランダの捜査当局は29日、南部マーストリヒトで2年近く前に発生した宝石強盗に関与した強盗団を追跡しており、盗まれた宝石のうち2個を回収したと明らかにした。

洒落た服装をした強盗団は世界最大の美術・骨董市「TEFAFヨーロピアン・ファイン・アート・フェア」で数百万ドル相当の宝石類を展示ケースから盗んだ。

マーストリヒトの警察当局は記者会見で、「バルカン半島から来た強盗団を追跡しており、拠点を絞り込んだ」と語った。

それによると、捜査チームは盗まれたネックレスから取り外されたダイヤモンドをイスラエルで、もうひとつを香港で発見・押収したという。

警察は昨年、ダイヤモンドの1つを発見したと報告していたが、それ以上の詳細は明らかにしていなかった。

警察は以前、この事件に関与した4人の男を捜索中であると報告していた。29日の記者会見では「女も強盗に関与している」と明らかにした。

また警察は強盗に使われた車を2人の女がドイツの都市フランクフルトの空港近くにあるレンタカー店で借りていたとして捜査している。

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