ベルギー・ブリュッセル空港にドローン飛来、滑走路閉鎖で40便欠航に
欧州では9月下旬以降、ドローン飛行により、ドイツのミュンヘン空港やデンマークの4空港を含むEUの空港で閉鎖や混乱が発生している。
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ベルギー・ブリュッセルの空港でドローンが目撃され、滑走路が一時閉鎖された。現地メディアが5日に報じた。
この結果、41便が欠航、24便が他空港に迂回、400~500人が空港で一夜を明かすことになった。
デウェーフェル(Bart De Wever)首相は安全上の懸念について議論するため、緊急閣議を開催した。
ブリュッセル空港がドローン飛行により閉鎖されたのは今回が初めてである。
米国の核兵器が保管されている軍事基地の近くでも週末に正体不明のドローンが目撃されていた。
ブリュッセル空港は声明で、「4日の夕方にドローンが目撃され、、安全上の理由から滑走を閉鎖した」と発表。「乗客とスタッフの安全が最優先事項である」と強調した。
同空港は利用客に仮設のベッドを提供し、水や軽食を配布した。
国防相は閣議後の会見で、「アマチュアの仕業ではない」と述べたが、詳細は明らかにしなかった。
欧州では9月下旬以降、ドローン飛行により、ドイツのミュンヘン空港やデンマークの4空港を含むEUの空港で閉鎖や混乱が発生している。
ドイツ国境近くにあるベルギー軍基地の上空でも先月、数機のドローンが目撃された。オペレーターは特定されなかった。
