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ベルギー・リエージュ空港にドローン飛来、滑走路一時閉鎖、警察が捜査

ドローンは6日の午後9時から7日の午前1時、7日の午前7時から8時にかけて目撃された。
ベルギー、リエージュ空港近く、ドローン禁止看板(AP通信)

ベルギーのリエージュ空港にドローンが飛来し、滑走路が一時閉鎖された。空港当局が7日、明らかにした。

それによると、ドローンは6日の午後9時から7日の午前1時、7日の午前7時から8時にかけて目撃されたという。

警察が周辺をパトロールしたものの、オペレーターは見つからなかった。

リエージュ空港は声明で、「空港警察と関係機関が周辺をパトロールし、その後、全便の運航を再開した」と述べた。

何便が影響を受けたかは明らかにしていない。

ブリュッセルの空港でも4日夜にドローンが目撃され、滑走路が一時閉鎖された。この結果、41便が欠航、24便が他空港に迂回、400~500人が空港で一夜を明かすことになった。

米国の核兵器が保管されている軍事基地の近くでも週末に正体不明のドローンが目撃され、警察がパトロールを強化している。

欧州では9月下旬以降、ドローン飛行により、ドイツのミュンヘン空港やデンマークの4空港を含むEUの空港で閉鎖や混乱が発生している。

ドイツ国境近くにあるベルギー軍基地の上空でも先月、数機のドローンが目撃された。オペレーターは特定されなかった。

一部の欧州当局は一連のドローン飛来をロシアによるハイブリッド攻撃と非難している。

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