▽警察が近くのラインラント・プファルツ州から来た男(ドイツ国籍、40歳)を拘束した。
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ドイツ西部マンハイムで車が群衆に突っ込み、2人が死亡、10人が負傷した。警察が3日、明らかにした。
内務省によると、警察が近くのラインラント・プファルツ州から来た男(ドイツ国籍、40歳)を拘束したという。
警察は3日遅くの声明で、「現時点でテロを示す兆候は確認できておらず、政治的な攻撃とも考えていないが、慎重に捜査している」と述べた。
警察は事件発生直後の声明で、「容疑者は単独犯とみられる」と述べていた。
事件は繁華街の歩行者専用区域で昼頃に発生。車が人々を次々にはねた。
ドイツ通信社(dpa)によると、病院に搬送された10人のうち5人が重傷。成人2人と子供1人がマンハイム大学病院で治療中だという。他の負傷者は別の病院に搬送された。
警察は運転手の認否を明らかにしていない。
ドイツでは移民による重大事件が相次いでいる。
南部バイエルン州ミュンヘンでは先月中旬、車がサービス労働者の労組ベルディ(Verdi)のデモ隊をはね、37歳の母親と2歳の娘が死亡、30人以上が負傷。アフガニスタン国籍の男(24歳)が逮捕された。
バイエルン州では先月にも公園で殺傷事件が発生し、2歳男児を含む2人が死亡、3人が負傷し、アフガニスタン国籍の男(28歳)が逮捕された。
中部ザクセン・アンハルト州マクデブルクでは昨年末、サウジアラビアから移住した50歳の男が運転する車がクリスマス市の会場に突っ込み、6人が死亡、200人以上が負傷した。