◎北部オールボーの12月1日の積雪量は数時間で最大30cmに達し、ノーマルタイヤの車が各地でスタックした。
2021年12月1日/デンマーク、オールボーの道路、吹雪の影響でスタックした乗用車(Henning Bagger/Ritzau Scanpix/AP通信)

デンマークの公共放送DRなどによると、北部を襲った吹雪の影響でIKEAのお客さまとスタッフが店内に閉じ込められ、ショールームで一夜を明かしたという。

北部オールボーの12月1日の積雪量は数時間で最大30cmに達し、ノーマルタイヤの車が各地でスタックしたと伝えられている。

IKEAオールボー店を訪れた顧客6人と従業員20人は雪に覆われた駐車場と幹線道路の大渋滞に困惑し、ショールームで一夜を明かすことに決めた。

オールボー店の店長であるピーター・エルモセ氏は地元メディアの取材に対し、「私たちはIKEAの品質良好なベッド、マットレス、ソファベッドを展示している1階のショールームで眠りました」と語った。「顧客は一度試したかったベッドを選んでいました...」

エルモセ店長はショールームでのお泊りは上々だったと述べた。「顧客は食事とベッドに満足していました。おやすみなさい...」

公共放送DRによると、IKEAの隣にあるデパートの従業員も帰宅困難者になり、IKEAに助けを求めたという。

おもちゃ売り場で働くミシェル・バレット氏はDRに、「IKEAのベッドは私たちを受け入れてくれました」と語った。

北部の吹雪は空路にも影響を与え、DRによると約300人がオールボー空港で一夜を過ごしたという。

IKEAに閉じ込められた夫妻は地元のタブロイド紙に、「私たちは食堂でご飯を食べ、テレビを見ました」と語った。「IKEAと主に感謝します。彼らは私たちを追い出さず、迎え入れてくれました」

顧客らによると、IKEAは2日の朝食にシナモンロールとコーヒーを用意してくれたという。

エルモセ店長はDRの取材に対し、「2日も営業するので、ぜひIKEAにお越しください」と語った。

アフィリエイト広告
スポンサーリンク