スペイン・マドリード建物崩壊、4人死亡、3人負傷

事故は市中心部にある6階建ての建物の上層階で7日午後に発生。下層階を押しつぶすように崩れたという。

スペイン・マドリードで改装工事中の建物の一部が崩れた事故について、地元当局は8日、建設作業員4人の死亡を確認したと明らかにした。

事故は市中心部にある6階建ての建物の上層階で7日午後に発生。下層階を押しつぶすように崩れたという。

救助隊は災害救助犬やドローンを投入して作業員を捜索。2人の遺体を収容し、その後、8日早朝に残り2人を発見した。

亡くなった4人のうち1人は女性であった。

当局によると、3人の作業員が負傷し、うち1人は重傷だという。

建物本体は倒壊を免れた。現地メディアによると、防護シートが瓦礫が道路に散乱するのを防いだという。

警察は業務上過失致死傷を視野に関係者から話しを聞いている。

スペインでは古い建物の場合、ファサードを維持しつつ、内部を全面改修することが多い。