欧州警察機関、ダークウェブ上の薬物市場を解体、オフラインに
欧州の捜査当局はダークウェブ上の世界最大の闇市場とされる「ダークマーケット」の摘発を進めている。
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欧州警察機関(ユーロポール)は16日、ダークウェブ上の薬物市場「アーキタイプ・マーケット(Archetyp Market)」を解体したと発表した。
それによると、ユーロポールは先週、ドイツ、オランダ、ルーマニア、スペイン、スウェーデンの警察と連携して取り締まりを実施し、このマーケットをオフラインにしたという。
ユーロポールは声明で、「米当局もこの摘発に参加した」と述べた。
アーキタイプ・マーケットの運用拠点はオランダにあり、当局はその管理者である30歳のドイツ人をスペイン・バルセロナで逮捕したとしている。
ユーロポールによると、このマーケットはネット上で合成麻薬フェンタニルを含む合成オピオイドを販売しているダークウェブ市場のひとつだという。
ユーロポールは声明の中で、「この摘発により、我々はダークウェブで最も長く運営されていた薬物市場のひとつを解体し、世界で最も危険な薬物の供給ルートのひとつを断つことができた」と述べた。
欧州の捜査当局はダークウェブ上の世界最大の闇市場とされる「ダークマーケット」の摘発を進めている。