◎事件は21日に発生。24歳の男子学生が銃を乱射し、14人が死亡、25人が負傷した。容疑者は自殺したとみられる。
チェコの首都プラハで23日、カレル大学で発生した銃乱射事件の犠牲者を追悼するミサが開かれた。
公共施設では半旗が掲げられ、正午には鐘が鳴らされた。国中の人々が犠牲者を追悼するために1分間の黙祷をささげた。
プラハ最大の大聖堂で行なわれたミサにはパベル(Petr Pavel)大統領と上下両院の議長が出席した。
カレル大学の学長はミサの最後にこう述べた。「私たちは大学で起こったことを強く非難すると同時に、未来に目を向ける必要があります...」
事件は芸術学部内で21日に発生。24歳の男子学生が銃を乱射し、14人が死亡、25人が負傷した。容疑者は自殺したとみられる。
警察は容疑者が事件を起こす前にプラハの自宅で父親、身元不明の男性と乳児を殺害した可能性があると発表している。
亡くなった14人の身元は徐々に明らかになっている。少なくとも2人が大学の職員であった。