◎EU加盟国の大半が同性婚を認めている。
チェコ下院が28日、同性カップルのパートナーシップを肯定する一方、同性婚を否定した。
下院は同性パートナーシップ制度を肯定し、同性婚を認めない法案を賛成123ー反対36で可決。同性カップルが養子を取ることも認めていない。
地元メディアによると、上院も数日中に可決する見通し。パベル(Petr Pavel)大統領の署名で成立する。
EU加盟国の大半が同性婚を認めている。
チェコ議会は2006年、同性パートナーシップ制度を承認。これにより、同性カップルも医療や相続の権利を認められた。
しかし、養子を取ることは認められず、同性カップルが子供を持つことは難しいままである。
多くのLGBTQ+(性的少数者)活動家がこの制度を「差別的」と非難している。