◎チェコ中銀の利下げは4会合連続。23年12月に1年半ぶりとなる0.5%の利下げを行い、2月と3月に0.5%ずつ引き下げている。
チェコ中央銀行が2日、インフレ率の低下と景気回復の兆しを受け、主要政策金利を0.5%引き下げると発表した。同行の利下げは4会合連続。
これにより、金利は5.25%まで低下。アナリストの予想通りだった。
中央政府の統計によると、3月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2%増。23年通年の10.7%から大幅に低下した。2月は2%、22年は15.1%であった。中銀の目標値は2%である。
24年第1四半期のGDP成長率は前年同月比で0.4%増。23年第4四半期はマイナス0.2%であった。
チェコ中銀の利下げは4会合連続。23年12月に1年半ぶりとなる0.5%の利下げを行い、2月と3月に0.5%ずつ引き下げている。
欧州中央銀行(ECB)は先月、金利を過去最高の4%に据え置いたが、6月の次回会合では引き下げる可能性を示唆した。