キプロス警察、テロ関連容疑でイギリス国籍の男逮捕
イスラエル政府はイラン革命防衛隊(IRGC)がキプロス在住のイスラエル市民を攻撃しようとしたと非難している。
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地中海の島国キプロスの警察当局は21日、テロ関連容疑とスパイ活動容疑でイギリス国籍の男を逮捕したと発表した。
それによると、この男は21日に裁判所に出廷したという。
イスラエル政府はイラン革命防衛隊(IRGC)がキプロス在住のイスラエル市民を攻撃しようとしたと非難している。
キプロス警察は国家安全保障を理由に、詳細を明らかにしなかった。
イスラエルのサール(Gideon Saar)外相はX(旧ツイッター)への投稿で、「キプロス当局がイスラエルの機関と協力し、イランによるキプロス在住のイスラエル市民への攻撃を阻止した」と述べた。
サール氏はそれ以上の詳細は明らかにせず、イラン当局もコメントを出していない。
イギリス外務省はキプロスでこの人物が逮捕されたことを確認し、現地当局と連絡を取り合っていると明らかにした。
地元メディアは容疑者について、アゼルバイジャン系の男で、沿岸部の都市で逮捕されたと報じた。
それによる、容疑者は4月中旬以降、その近くにあるイギリス空軍の基地とキプロスの基地を監視していたとされる。