◎クロアチアを含むバルカン諸国は2年半前にウクライナ戦争が始まって以来、軍備増強を進めている。
クロアチア政府は15日、来年1月1日から2ヶ月間の徴兵制度を再導入すると発表した。
同国は2008年に徴兵制を中断していた。
クロアチアを含むバルカン諸国は2年半前にウクライナ戦争が始まって以来、軍備増強を進めている。
国防相は民放RTLのインタビューで徴兵制の再導入に言及。「兵士、下士官、将校の給与を増額する」と語った。
また同相は「軍隊の近代化は同盟国やNATO指導部との合意に基づき、計画通りに進められている」とした。
欧州の他の国々も地域の緊張の高まりを受け、同様の措置を検討したり、徴兵制を復活させたりしている。
ラトビアは昨年、ロシアの脅威が高まっているとして、徴兵制を再開した。バルカン半島におけるクロアチアの最大のライバルであるセルビアも再開を検討している。
