◎ロシアは2014年にクリミアを一方的に併合したが、世界の大半はこれを認めていない。
アフリカ東部サバンナ、ライオンにエサを与える男性(Getty Images)

ロシアが併合したウクライナ南部クリミア半島にある野生動物公園の職員がライオンに襲われ死亡した。地元当局が16日、明らかにした。

ロシア連邦調査委員会によると、死亡したのはタイガン公園で働く職員。ライオンの檻の清掃を行っていた。

檻の中には3頭のライオンがいた。職員は清掃箇所とライオンがいる場所を隔てる扉の鍵をかけていなかったという。

タイガン公園はクリミア自治共和国の首都シンフェロポリの東方約35キロにある。

ロシアは2014年にクリミアを一方的に併合したが、世界の大半はこれを認めていない。

同園のウェブサイトによると、30ヘクタール以上の敷地に約60頭のライオンが飼育されている。園内には約1キロの高架歩道があり、自由に歩き回るライオンを観察することができる。

タス通信によると、連邦調査委員会の職員が関係者から話しを聞いている。

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