中国、スペイン産鶏肉の輸入禁じる、鳥インフル発生受け
スペインはまだ中国への鶏肉輸出を開始していない。
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中国海関総署(税関)がスペインでの鳥インフルエンザ発生を受け、スペイン産鶏肉および関連製品の輸入を禁じた。スペイン政府が11日、明らかにした。
サンチェス政権は声明で、「この禁輸措置はまだ業界に何の影響も与えていない」と述べた。
スペインはまだ中国への鶏肉輸出を開始していない。
両国は4月、スペインから中国への七面鳥や鶏の足を含む特定の鶏肉製品の輸出に関する協定を締結。輸出を希望する企業の申請は現在も審査中である。
当局は8月4日、北部バスク地方で鳥インフルの発生を確認したと報告。国際獣疫事務局(WOAH)と協力してこれを根絶すると表明した。
当局は「発生予防対策」と「感染拡大防止対策」の2つを実施中。発生予防対策としては飼育環境の清潔保持、野鳥との接触防止、消毒などを行うとしている。
感染拡大防止対策は発生地域への渡航制限、発生地域からの鳥の移動制限、発生鶏舎への立ち入り制限などを導入している。