◎この貨物機は貨物大手DHIに代わってスウィフトエアが運航し、25日早朝に墜落した。
リトアニア・ビルニュス近郊にスウィフトエアの貨物機が墜落し、乗組員4人のうち1人が死亡した。警察が25日、明らかにした。
それによると、この貨物機は貨物大手DHIに代わってスウィフトエアが運航し、25日早朝に墜落した。
リトアニアの空港当局がソーシャルメディアに投稿した声明によると、貨物機はドイツのライプツィヒからビルニュスの空港に向かっていた。
墜落の原因は明らかになっていない。
航空機の位置を追跡するフライトレーダー24によると、貨物機の機種はボーイング737-476。
公共放送LRTは消防当局の話しとして、「午前5時28分に飛行機が墜落したという通報が入り、救急隊が現場に急行した」と伝えている。墜落現場付近で撮影された写真やビデオには住宅地が写っていた。
消防によると、パイロットの死亡が現場で確認され、もう1人が意識不明の状態で地元の病院に搬送されたという。コックピットは機体から切り離されていたとのこと。
LRTは救助された別の2人について、「命に別条はなく、消防士の問いかけに応じている」と報じた。
報道によると、近くの住宅地から住民13人が避難した。地上で墜落に巻き込まれた人はいなかったとみられる。
LRTは警察筋の話しとして、「技術的欠陥かヒューマンエラーにより墜落した可能性が高いとみているが、テロの可能性も排除できない」と伝えている。