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▽GERBは10月末に行われた選挙で69議席を獲得。中道や右派政党と連立交渉を続けてきた。
ブルガリア、首都ソフィア(Getty Images)

ブルガリアラデフ(Rumen Radev)大統領は15日、昨年10月の議会選(一院制、定数240)で第1党となった中道右派「GERB(欧州発展のためのブルガリア市民)」に組閣を急ぐよう命じた。

GERBは10月末に行われた選挙で69議席を獲得。中道や右派政党と連立交渉を続けてきた。

ラデフ氏は元国会議長であるジェリャズコフ(Rosen Zhelyazkov)氏に連立政権を発足させるよう命じた。

GERBと連立に応じた政党の合計議席は107だが、19議席のトルコ系政党が法案や政策立案を支持すると約束している。

GERBのボリソフ(Boyko Borissov)元首相は2009~21年までの間に3度首相を務めたが、第3次内閣に対する反腐敗デモを受け総辞職した。

その後、各政党は対立を深め、この4年間で計7回議会選が行われる事態となった。

連立政権の信任投票は16日に予定されている。

ジェリャズコフ氏は56歳の弁護士。「より良い統治と国家機関の安定的な機能のために、EU予算を積極的に活用する」と表明した。

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