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▽元長官は北大西洋の英領バミューダでネコ知事に就任する。
イギリス外務省の「ネズミ捕り長官」こと猫のパーマストン(Getty Images/AFP通信)

イギリス外務省の「元ネズミ捕り長官」であるネコ科トップのパーマストン(Palmerston)が知事に就任し、雇い主であるチャールズ国王(King Charles)に忠誠を誓った。現地メディアが5日に報じた。

元長官は北大西洋の英領バミューダでネコ知事に就任する。

パーマストンは4年前にネズミ捕り長官を引退。田舎で静かな生活を送ると表明したにもかかわらず、知事に抜擢された。

パーマストンを補佐する外務省外交官はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「私はバミューダ新知事のコンサルタントとして働き始めたところです」と書いた。

外務省によると、知事は重要と思われる会合にのみ出席し、必要なときには助言を与え、それ以外は昼寝にふけるという。

イギリスで最も長く外相を務めたパーマストン卿にちなんで名付けられたパーマストンは2016年4月に保護猫として外務省に入省。職員から愛情深く扱われ、おやつを食べ、時にはネズミの死骸を持ってきてメディア関係者を驚かせた。

パーマストンはダウニング街10番地の首相官邸を警護するラリーと時折対立し、紛争に発展することも珍しくなかった。

ラリーは2011年以来、6人の首相の下、「内閣府主席ネズミ長官」として公務に当たっている。

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