ボスニア老人ホーム火災、入居者のラジオから出火、15人死亡
火事は市中心部にある老人ホームの7階で11月4日の深夜に発生。15人が死亡し、数十人が病院に搬送された。
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ボスニア・ヘルツェゴビナ北東部トゥズラの老人ホームで発生した火事について、当局は14日、入居者が使用していたラジオから出火したと明らかにした。
火事は市中心部にある老人ホームの7階で11月4日の深夜に発生。15人が死亡し、数十人が病院に搬送された。
消防によると、施設入居者の1人が使用していたラジオの電源ケーブルがベッドと壁の間に挟まれ損傷、短絡を起こし出火したという。
当局は当日に11人が死亡、30人が負傷したと報告していた。
施設の高層階には自力で移動できない高齢者や病人が入居していた。
地元当局は14日、世論の批判を受けて、過失や見落としがないか明らかにするため調査を継続すると約束した。
地元メディアによると、老人ホームの管理者は家事の責任を取り辞任したという。
