◎パーテルノステルは乗客がいなくても上り下りを続けるエレベーター。
ドイツの消防当局は25日、首都ベルリンの中央地区にある建物で男性が循環式エレベーター「パーテルノステル」に挟まれ死亡したと発表した。
パーテルノステルは乗客がいなくても上り下りを続けるエレベーターであり、ドイツの古い建物に残っている。
ベルリン警察によると、事故は中欧地区にある建物内で発生し、警察官30人が現場で対応に当たったという。
消防の広報担当はドイツ公共放送連盟(ARD)の取材に対し、「上の階から降りてきたとみられる男性がエレベーターの隙間に挟まり、現場で死亡が確認された」と説明した。
それ以上の詳細は明らかにされておらず、警察が捜査を進めている。
ARDによると、事故が起きた建物には眼科クリニックや理学療法センターなどが入っているという。