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▽被害者の年齢は25~94歳。ほとんどが自宅で死亡している。
緩和ケアのイメージ(Getty Images)

ドイツ・ベルリンの医師が緩和ケア中の患者15人を殺害したとして、殺人罪で起訴された。検察が16日、明らかにした。

それによると、被害者の年齢は25~94歳。ほとんどが自宅で死亡している。

被告は患者の家で火事を起こし、証拠を隠蔽しようとした罪にも問われている。

この医師は終末期ケアチームの一員であり、4人の患者の死に関与したとして告発された。

その数は昨年夏以降に増加し、現在では2021年9月~24年7月までの間に15人の死に関与したとされる。

被告は患者の同意なしに麻酔薬と筋弛緩剤を投与したとされる。被害者はこの薬剤を投与されたことで呼吸筋が麻痺、窒息したとみられる。

この医師は40歳の男性で、氏名は公表されておらず、24年8月から勾留されている。

ベルリンの裁判所は今後、この裁判を開始するかどうかを決める。検察は被告の認否を明らかにしていない。

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