ベルギーも国境検査導入へ、移民対策強化、今夏から
ベルギーはオランダ、フランス、ルクセンブルク、ドイツと国境を接している。
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ベルギー政府が移民の流入を抑制するため、国境検査を導入する予定だ。
EU域内で生活する人々は原則、国境を自由に越えることができる。国境検査は旅券なしでの自由な往来を認めるシェンゲン協定の精神に反すると批判を浴びてきた。
ベルギーはオランダ、フランス、ルクセンブルク、ドイツと国境を接している。
首相府の報道官は20日、今夏から国境検問所での検査を義務化すると表明した。
また報道官は「入国管理を行う時が来た。ベルギーは他国で入国を拒否された人々を惹きつける存在であってはならない。私たちのメッセージは明確だ。ベルギーは不法移民や難民申請をこれ以上容認しない」と述べた。
欧州に入る移民の数は減少傾向が続いている。オランダとドイツも最近、国境検査を導入した。
2月に就任したデウェーフェル(Bart De Wever)首相は移民の抑制を公約の一つに掲げている。