◎ブリュッセルのEU本部では26日からEU首脳会議が予定されている。
2022年9月30日/ベルギー、ブリュッセルのEU本部前(Virginia Mayo/AP通信)

ベルギー当局は25日、ブリュッセル市内でパレスチナ国籍の男を拘束し、身元を確認していると発表した。

ブリュッセルのEU本部では26日からEU首脳会議が予定されている。

現地メディアによると、この男はテロ攻撃を計画している可能性があるという情報に基づき、拘束されたという。

それ以上の詳細は明らかになっていない。

ブリュッセルでは先週、チュニジア国籍の男がスウェーデン人2人を射殺。この男はその後、警察との銃撃戦で死亡した。

EU加盟27カ国の首脳はイスラエルとハマスの紛争などについて協議する予定である。

先週の銃撃事件で射殺された男はチュニジア当局が身柄引き渡しを求めていたにもかかわらず、市内を自由に動き回ることができた。

法務相は先週末、引責辞任した。

この事件以来、ベルギーのテロ警戒レベルは上から2番目の「深刻」に引き上げられた。

ベルギー連邦検察庁は25日、スウェーデン人殺害に使われた自動小銃を男に渡したとされる容疑者を逮捕したと発表した。

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