◎C0WEPC5と名付けられたこの小惑星は地球にとって今年4回目、史上11回目の小惑星衝突警報の対象となった。
小惑星のイメージ図(NASA)

ロシア・シベリア北部上空に小惑星が飛来し、大気圏でじゅわじゅわっと燃え尽きた。

欧州宇宙機関(ESA)は3日の午前4時27分(東部標準時)、約68センチの小惑星に対するアラートを発令した。

これは今週、地球にやってくる小惑星のひとつである。

C0WEPC5と名付けられたこの小惑星は地球にとって今年4回目、史上11回目の小惑星衝突警報の対象となった。

米アリゾナ州の国立天文台は3日、C0WEPC5を検知したと報告。それを「高速で移動する石ころ」と評した。

シベリアの国立天文台は3日、C0WEPC5が午前11時15分(東部標準時)にシベリア北東部上空で大気圏に突入し、多くの住民が巨大な火球を目撃したと報告した。

ソーシャルメディアに投稿された動画には高速で移動する火球が空を飛び交う様子が映っていた。

この破片が地表に到達したかは分かっていない。地球は無事であった。

小惑星の接近はよくあることで、それを検知する能力は天文学の技術進歩により急速に向上している。

NASAによると、2023年10月以降、132個の小惑星が月の位置よりも近くを通過したという。

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