◎爆発により事務所が倒壊し、3人が行方不明になっている模様。
2024年12月9日/イタリア、トスカーナ州、爆発があった燃料貯蔵所(AP通信)

イタリア中部トスカーナ州の燃料貯蔵所で爆発があり、少なくとも2人が死亡、14人が負傷した。地元当局が9日、明らかにした。

それによると、現場はフィレンツェの北方にあるガス会社エニ(Eni)の燃料貯蔵所。爆発により事務所が倒壊し、3人が行方不明になっている模様。

地元テレビ局が報じた映像には施設から黒煙が上がる様子が映っていた。

現場から数キロ離れた町の住民は地元テレビ局の取材に対し、「大きな爆発音の後、揺れを感じた」と語った。

エニは声明で「爆発の原因を調査している」と述べた。

消防によると、炎はすぐに収まり、爆発が起きた搬入ドックエリアから貯蔵タンクへの延焼は防いだという。

当局は周辺住民に窓を閉め切るよう勧告。その後、環境当局は汚染物質の流出はないと判断した。煙の影響で地元の鉄道が運行を一時停止した。

アフィリエイト広告
スポンサーリンク