◎ロッキード・マーチン社は今週、ジャベリン・関連機器・サービスの生産契約を2件、総額3億900万ドルで締結したと発表していた。
アルバニア政府は21日、防衛力を強化する取り組みの一環として、対戦車ジャベリンミサイルを購入する契約を結んだと発表した。
国防省は米国のロッキード・マーチン社と契約を結んだとしたが、ジャベリンの購入数量、契約価格、納期は明らかにしなかった。
ペレシ(Niko Peleshi)国防相は記者団に対し、「ジャベリン購入は軍を近代化させる取り組みのひとつである」と説明した。
ロッキード・マーチン社は今週、ジャベリン・関連機器・サービスの生産契約を2件、総額3億900万ドルで締結したと発表していた。
この契約には米国のウクライナ補正予算による支援用ジャベリン1300発以上と、ノルウェー、アルバニア、ラトビア、タイなどに輸出されるものが含まれる。
ペレシ国防相は「パニックを起こしているわけではなく、我が国に対する具体的な脅威も今のところない」と強調した。「アルバニアはNATO加盟国であり、国家安全保障の問題は解決されています。我々は守られています」
NATO加盟国には5条(集団防衛)が適用される。
またペレシ国防相は、「フィンランドとスウェーデンを新メンバーとして迎えることを支持しており、両国は政治的、法的、そして軍事的に高い水準を持つ2つの独立した主権国家である」と述べた。
人口約300万人のアルバニアはNATO加盟国の中で最も規模の小さい軍隊を保有する国のひとつである。
西バルカンの3カ国(アルバニア、北マケドニア、モンテネグロ)はNATOに加盟している。アルバニアは2009年に加盟した。