▽ジョージア政府はこの選挙を「主権と領土保全に対する明白な侵害」と呼んでいる。
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ジョージアの係争地アブハジア共和国で大統領選挙が行われ、国営メディアによると、グンバ(Badra Gunba)大統領代行が得票率55%で勝利したという。
ロシアは2008年の南オセチア紛争でアブハジアと南オセチアの分離主義勢力を支援し、ジョージアを3分割した。
それ以来、ロシア軍の支援を受ける分離主義者がこの両地域を実効支配している。
国営メディアは2日、選挙管理委員会の速報を引用して、「グンバ大統領代行が1日の選挙で55%近い得票率を獲得し、対立候補に勝利した」と報じた。
ジョージア政府はこの選挙を「主権と領土保全に対する明白な侵害」と呼んでいる。
国営メディアが報じた映像にはグンバ氏が有権者に感謝し、「アブハジアを独立、自由、繁栄させるために努力する」と述べる様子が映っていた。
アブハジアはここ数ヶ月、電力危機に悩まされている。停電の原因は水力発電所の水位低下と、大量の電力を必要とする暗号通貨のマイニングとされる。