ブルガリア東部で移民乗せた車が事故、6人死亡、4人負傷
事故は6日夜に発生。不法入国者を乗せたルーマニア登録のバンが道を外れて数メートル下の川に転落した。
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ブルガリア東部ブルガスで移民を乗せた車が事故を起こし、6人が死亡、運転手を含む4人が負傷した。内務省が7日、明らかにした。
それによると、事故は6日夜に発生。不法入国者を乗せたルーマニア登録のバンが道を外れて数メートル下の川に転落した。
国境警備隊の責任者は記者会見で、「運転手は警察の停止命令を繰り返し無視し、警察が設置したスパイクをかわそうとしてハンドル操作を誤り、川床に突っ込んだ」と語った。
バンは大破し、移民6人が死亡、移民3人とルーマニア国籍とみられる男が負傷し、現場で応急処置を受けた。
警察によると、死傷した移民9人はアフガニスタン人とみられる。
ブルガリアは中東から豊かな西欧諸国に続く移民亡命ルート上に位置する。ブルガリアへの移住を希望する者はごく少数で、大半がイギリス、フランス、ドイツを目指す。
