◎6人のうち5人はメイダンテレビの職員。6人目は独立系メディアの記者。
アゼルバイジャン、首都バクー、抗議デモを取り締まる治安部隊(Getty Images)

アゼルバイジャン当局が6人のジャーナリストを密輸容疑で逮捕した。地元の独立系メディアが7日に報じた。

それによると、6人のうち5人はメイダンテレビの職員。6人目は独立系メディアの記者。

メイダンテレビはドイツの首都ベルリンに本社を置き、2019年からアゼル国内で視聴できなくなっている。同社はこれを政府による嫌がらせと非難している。

メイダンテレビは7日、従業員に対する告発に反論。「拘束されたジャーナリストのほとんどが家宅捜索を受け、機材や私物を押収された」と明らかにした。

地元メディアは6人が6日夕方に首都バクーで拘束されたと報じている。

内務省は7日、6人のうち少なくとも1人が外貨を不法に輸入した容疑にも問われていると声明を出したが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。

有罪が確定した場合、5~8年の懲役刑に処される可能性がある。

旧ソ連構成国のアゼルは定期的にジャーナリスト、活動家、野党政治家を標的にしてきた。

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