ブルガリアの介護施設で入居者虐待の疑い、6人逮捕
ブルガリアを含む一部のEU加盟国では、一部の介護事業者が基準以下のケアを提供しているとして社会問題になっている。
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ブルガリア当局は9日、中央部の集落にある介護施設で入居者を暴行した疑いで6人を逮捕したと明らかにした。
それによると、この施設は高齢者や認知症を含む精神疾患を抱える人々を受け入れていた。
地元メディアは警察筋の話しとして、「6人は入居者を殴打したり、違法薬物を投与した疑いがある」と報じている。
警察によると、捜査当局は6日にこの施設を家宅捜索し、5人を逮捕。8日にもう1人を逮捕したという。
検察は声明で、「6人を不法監禁、傷害、適切な医療の提供拒否など、複数の容疑で起訴した」と明らかにした。
この施設には75人が入居していた。
警察によると、75人のうち11人が近くの公立病院に搬送され、残り64人は親族に引き取られたか、別の施設に移ったという。
ブルガリアを含む一部のEU加盟国では、一部の介護事業者が基準以下のケアを提供しているとして社会問題になっている。