▽4人は内務省の地方支部への攻撃を企てていたという。
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ロシアの対テロ部隊が北カフカス地方のダゲスタン共和国でイスラム国(ISIS)系組織のひとつであるIS-K(イスラム国ホラサン)の戦闘員4人を殺害した。治安当局が5日、明らかにした。
それによると、4人は内務省の地方支部への攻撃を企てていたという。
ロシア国家反テロ委員会は声明で、「対テロ部隊がテロリスト4人を殺害し、グレネードランチャー、IED(即席爆発装置)、手榴弾、機関銃、ピストル、弾薬などが隠された拠点を確認した」と述べた。
また同委員会は4人がIS-Kの戦闘員であることを確認し、ISISと連携してテロ攻撃を画策していたと強調した。
IS-Kは昨年3月に首都モスクワで発生したテロ攻撃を実行したと犯行声明を出している。このテロでは145人が死亡し、タジキスタン国籍の男など、10数人が逮捕されている。
ロシア当局は中央アジア地域でISISの活動が活発化していることに警戒を強めている。