◎イスラム国(ISIS)を崇拝し、テロ攻撃を計画、準備した疑いが持たれている。
ドイツの捜査当局がテロ攻撃を計画した疑いで15歳の少年を含む3人を逮捕した。中部ヘッセン州警察が10日、明らかにした。
それによると、逮捕されたのはレバノン系ドイツ人の15歳と20歳の兄弟および、トルコ系ドイツ人の22歳男。イスラム国(ISIS)を崇拝し、テロ攻撃を計画、準備した疑いが持たれている。
ヘッセン州警察は声明で、「レバノン系の2人はマンハイム在住の兄弟、トルコ系はヘッセン州在住で、テロ攻撃を計画、準備した罪に問われている」と述べた。
それによると、兄弟はISISのイデオロギーに共鳴し、アサルトライフルと弾薬を調達してテロ攻撃を計画していたという。凶器は22歳男の自宅で見つかった。
捜査当局は家宅捜索により、複数台の携帯電話、目出し帽、防護ベスト、数本のナイフも押収。ヘッセン州地裁は3人を勾留するよう命じた。
警察は容疑者の身元、認否、具体的な攻撃計画や標的については明言しなかった。