イタリア北部の廃屋で爆発、軍兵士3人死亡、兄弟ら3人拘束、意図的に爆破か
爆発は14日未明に発生。廃屋の立ち退き執行中に大きな爆発が起きた。
.jpg)
イタリア北部ベローナ近郊の住宅地で爆発があり、軍の兵士3人が死亡、兵士および警察官13人が負傷した。地元当局が14日、明らかにした。
それによると、爆発は14日未明に発生。廃屋の立ち退き執行中に大きな爆発が起きたという。
捜査当局は声明で、「この爆発に関連し、この廃屋で暮らす兄弟2人と妹1人を拘束した」と明らかにした。
地元テレビ局は捜査関係者の話しとして、「兄弟は強制執行に先立ち、建物内にガスタンクを設置し、意図的に爆発を引き起こした可能性がある」と伝えている。
AP通信によると、兵士らがドアを開けた瞬間に爆発が起きたという。
当局が兄弟の立ち退きを試みたのは今回が2度目であった。兄弟は約1年前にこの廃屋を占拠していた。
報道によると、当局は前回、裁判所の強制執行命令に基づき、立ち退きを試みたものの、兄弟が家を爆破すると脅したため断念したという。
警察は3人の認否を明らかにしていない。