ロシア軍の空爆続く、ウクライナ南部オデーサ州で2人死亡、停電も
ウクライナの国営電力会社ウクルエネルゴは2日、ロシア軍による送電網への攻撃により、いくつかの地域で停電が発生したと報告した。
.jpg)
ウクライナ当局は2日、ロシア軍による南部オデーサ州へのドローン攻撃で少なくとも2人が死亡したと明らかにした。
オデーサ州当局によると、ロシア軍のドローンが市内の駐車場に落下し、2人が死亡、3人が負傷したという。
南部ザポリージャ州のウクライナ支配地域でもミサイル攻撃が確認された。死傷者の情報はない。
ウクライナの国営電力会社ウクルエネルゴは2日、ロシア軍による送電網への攻撃により、いくつかの地域で停電が発生したと報告。ザポリージャ州のウクライナ当局は約6万人が停電の影響を受けていると述べた。
中央政府も声明を出し、部分的に占領された東部ドネツク州とザポリージャ州、ハルキウ州、チェルニヒウ州の一部地域で停電が続いていると発表した。
一方、ロシア当局は2日、ウクライナのドローンによる夜間攻撃を受け、南部クラスノダール地方にあるトゥアプセ港の主要な石油ターミナルでタンカーとインフラが損傷・炎上したと報告。ケガ人の情報はない。
ウクライナ当局は週末、ロシア領内に対する過去数週間の攻撃により、ロシア国内の石油製品が20%減少し、石油精製能力の37%が停止したと報告した。
