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▽事件は市中心部の公園で22日に発生。公園に遊びに来ていた幼稚園児たちが標的となり、2歳男児を含む2人が死亡、3人が負傷し、アフガニスタン国籍の男(28歳)が逮捕された。
2025年1月23日/ドイツ、バイエルン州アシャッフェンブルク、殺傷事件が発生した公園近く(AP通信/ドイツ通信社)

ドイツ・バイエルン州アシャッフェンブルクの公園で発生した殺傷事件の犠牲者を追悼するため、数百人がミサに参加した。

ドイツ通信社(dpa)によると、フェーザー(Nancy Faeser)内務・国家相やバイエルン州首相など、政府関係者も姿を見せたという。

事件は市中心部の公園で22日に発生。公園に遊びに来ていた幼稚園児たちが標的となり、2歳男児を含む2人が死亡、3人が負傷し、アフガニスタン国籍の男(28歳)が逮捕された。

当局は先月、容疑者に亡命が認められなかったことを伝え、出国を命じていた。

ショルツ(Olaf Scholz)首相は事件後の声明で、容疑者が退去命令後も国内に留まれた理由を明らかにする必要があると指摘。関係閣僚に調査を命じたと明らかにした。

来月の総選挙では移民政策が争点のひとつになっている。

警察によると、亡くなったのはモロッコ出身の2歳男児と、近くを通りかかった41歳のドイツ人男性。この男性は容疑者を止めようとして刺されたとみられる。

さらに大人2人とシリア国籍の2歳女児が負傷し、治療のため病院に搬送された。いずれも命に別条はないという。

警察によると、容疑者は精神科で治療を受けており、容疑者がイスラム過激派を信奉していた証拠は見つかっていないという。

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