オランダ北部で熱気球不時着、1人死亡、5人負傷

事故は同州郊外で13日の午後9時頃に発生。34人の乗客を乗せた熱気球が不時着、バスケットが跳ねあがり、5人が地面に叩きつけられた。

オランダ北部フリースラント州の牧草地に熱気球が不時着し、1人が死亡、5人が負傷した。地元当局が14日、明らかにした。

それによると、事故は同州郊外で13日の午後9時頃に発生。34人の乗客を乗せた熱気球が不時着、バスケットが跳ねあがり、5人が地面に叩きつけられたという。

州当局は声明で、「熱気球は午後9時頃、地面に激しく衝突し、そのはずみで5人が投げ出された」と述べた。

オランダ王立航空協会（RNAA）の広報担当は地元メディアの取材に対し、「熱気球は着陸時、突風にあおられ、地面に激突した」と語った。

警察が現場を封鎖し、関係者から話しを聞いている。亡くなった1人の身元は明らかになっていない。