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▽この事故はノビサド中心部の鉄道駅の入り口で24年11月1日に発生。コンクリート製の天井が突然崩落し、6歳の少女を含む15人が死亡、2人が重傷を負った。
2025年3月15日/セルビア、首都ベオグラード、政府与党に抗議するデモ(AP通信)

セルビア北部ノビサドの駅天井崩落事故で重傷を負った男性(19歳)が亡くなった。現地メディアが21日に報じた。

この事故はノビサド中心部の鉄道駅の入り口で24年11月1日に発生。コンクリート製の天井が突然崩落し、6歳の少女を含む15人が死亡、2人が重傷を負った。

地元メディアによると、男性はそれ以来、ノビサドの病院で治療を受けていたが、意識が戻ることはなかったという。

この駅は1964年に建設され、近年2度改修工事が行われたものの、崩落した天井は工事に含まれていなかった。直近の工事は中国の国営企業が請け負っていた。

セルビアではこの事故以来、政府与党に抗議するデモが全国各地で行われている。

このデモは各地の学生ユニオンが主催。多くの学生が講義をボイコットし、政府に説明を求めるため、デモに参加している。

この結果、国内のほぼ全ての大学が閉鎖される事態となった。

ノビサド駅は1964年に建設され、近年2度改修工事が行われたものの、崩落した天井は工事に含まれていなかった。直近の工事は中国の国営企業が請け負っていた。

デモ隊は汚職、怠慢、安全規制の無視が横行した結果、駅の改修工事がうまくいかなかったと主張し、ブチッチ(Aleksandar Vucic)大統領に責任を取るよう求めている。

現地メディアによると、デモ隊は21日、男性が亡くなったことを受け、ベオグラードやノビサドなど、さまざまな場所で抗議デモを行ったという。

一方、ブチッチ氏は21日、このデモに反対する親政府集会を開くと発表した。これは緊張をさらにエスカレートさせ、抗議者同士の衝突に発展する可能性がある。

ブチッチ氏は声明で、「外国勢力がセルビア市民を恐怖に陥れている」と主張。有権者に集会に参加するよう求めた。

ブチッチ政権は駅事故の原因は政府にあるという批判を受け流し、西側の情報機関がセルビアの不安定化を画策していると主張。デモ隊を「外国勢力」と呼んでいる。

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