▽事件はハンブルク中心部の駅構内で23日に発生。容疑者は不特定多数を狙ったとみられ、18人が負傷、うち4人が重傷を負った。
.jpg)
ドイツ北部ハンブルクの駅で発生した刺傷事件について、捜査当局は24日、18人が負傷し、容疑者の女(39歳)が精神鑑定を受ける予定であると明らかにした。
事件はハンブルク中心部の駅構内で23日に発生。容疑者は不特定多数を狙ったとみられ、18人が負傷、うち4人が重傷を負った。
ハンブルグ警察はABCニュースの取材に対し、「裁判所が容疑者の精神鑑定を命じた」と明らかにした。
それによると、容疑者は殺人未遂を含む少なくとも15件の罪に問われているという。
負傷した18人のうち4人が意識不明の状態で病院に搬送されたが、容体は安定しているとのこと。
ハンブルク警察は容疑者の身元を明らかにしていない。容疑者は単独犯とみられ、身元を確認中とのこと。
ハンブルク警察は23日の記者会見で、「テロ攻撃であることを示す証拠は見つかっておらず、政治的な理由で行動したという証拠もない。容疑者は精神疾患を抱えている可能性がある」と述べていた。
ドイツ通信社(dpa))も関係者の話しとして、「容疑者は治療とさらなる捜査のため、精神科病院に収容される予定である」と報じた。