◎これは2021年10月~2023年10月までの間、国境で入国を拒否された学生が対象であり、就労時間の超過やビザ違反で強制送還された学生は含まれていない。
イギリス、ロンドンのヒースロー空港(Getty Images)

2021年から2023年にかけて、イギリスの大学への入学を許可された1425人の留学生が同国の空港で入国を拒否された。

英内務省のデータによると、影響を受けた留学生1425人のうち161人がナイジェリア人であった。

最も影響を受けたのはインド人留学生で、644人が入国を許可されず、追い返された。

インドの割合は全体の45%、次点のナイジェリアが11.3%、ガーナが6.5%、バングラデシュが6.3%であった。

これは2021年10月~2023年10月までの間、国境で入国を拒否された学生が対象であり、就労時間の超過やビザ違反で強制送還された学生は含まれていない。

英内務省は強制送還の理由を明らかにしていない。

しかし、情報筋によると、入国チェックで職員を納得させられなかったり、偽造書類を提示したり、英語が苦手という理由で強制送還されることが多かったという。

ナイジェリアの人権団体は空港職員が権限を超えた役割を担っていると非難し、英政府に対応を求めている。

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