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▽アサド旧政権が崩壊して以来、帰国を希望するシリア人が急増している。
2022年2月9日/キプロス、首都ニコシアの郊外にある移民受付センター(Petros Karadjias/AP通信)

キプロスに入国した1000人以上のシリア人が祖国への帰還を希望し、亡命または庇護申請を取り下げた。政府が17日、明らかにした。

それによると、シリアのアサド旧政権が崩壊して以来、帰国を希望するシリア人が急増しているという。

キプロスはこの数年、隣国レバノンやシリア、トルコから離脱した移民を食い止めるため、厳しい政策をとってきた。

当局によると、人口に占める移民の割合は6%に達している。欧州の平均は1%だ。

24年にキプロスを離れた移民は約1万人。理由は自主帰国、強制送還、他の欧州諸国に移動したなど。

24年の新たな亡命申請は6769件で23年から41%減少。22年の申請件数の約3分の1となった。

レバノンの海岸とキプロスは170キロほどしか離れていない。

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