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▽イスタンブールのアタチュルク国際空港は大陸間の主要な航空ハブとなり、その結果、多くの野生動物が違法に取引されるようになった。
トルコ・イスタンブールのアタチュルク国際空港で保護されたゴリラの子供(AP通信)

トルコ・イスタンブールの航空機の貨物室から救出されたゴリラの赤ちゃんが順調に回復している。

このゴリラは生後5か月とみられ、先月ナイジェリアからタイに向かうトルコ航空の機内で発見された。公募の結果、ゼイティン(Zeytin)と名付けられ、イスタンブールの動物園で療養している。

イスタンブール国立公園局の責任者は12日、地元メディアの取材に対し、「私たちはゼイティンが祖国に帰ることを望んでいる」と語った。

また責任者は「ゼイティンの安全が確立されることが帰国の第一条件である」と強調した。

発見から数週間、ゼイティンは体重を増やし、トラウマ的な旅から回復の兆しを見せている。

ゼイティンは中央アフリカの数少ない生息地で拉致されたとみられる。

中央アフリカの人里離れた森林や山岳地帯に生息するニシゴリラとヒガシゴリラはどちらも国際自然保護連合によって絶滅危惧種に分類されている。

イスタンブールのアタチュルク国際空港は大陸間の主要な航空ハブとなり、その結果、多くの野生動物が違法に取引されるようになった。

昨年10月にはエジプト人乗客の手荷物からナイルワニ17匹とオオトカゲ10匹が発見された。

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