◎イラン政府の支援を受けるフーシ派はイスラエル軍がパレスチナ・ガザ地区から撤退するまで紅海の貨物船を攻撃し続けると宣言している。
イエメン、首都サヌア、サウジアラビア軍による空爆(ロイター通信)

イエメン沖の紅海を航行していた貨物船の近くにミサイルが着弾した。英国海運貿易オペレーション(UKMTO)が11日、明らかにした。

それにょると、貨物船に被害はなく、負傷者も出なかったという。

UKMTOは声明で、「シーア派武装勢力フーシによる攻撃の疑いがある」と述べた。

民間警備会社Ambreyは「フーシ派のミサイル攻撃とみられる」と報告したが、情報は乏しいままだ。

フーシ派は犯行声明を出していない。

アデン湾では先週、バルバドス船籍の貨物船がフーシ派のミサイル攻撃を受け、乗組員3人が死亡している。フーシ派による紅海・アデン湾への無差別ミサイル攻撃で死者が出たのは昨年10月にガザ紛争が始まって以来初。

イラン政府の支援を受けるフーシ派はイスラエル軍がパレスチナ・ガザ地区から撤退するまで紅海の貨物船を攻撃し続けると宣言。イスラエルと関係のない船舶も無差別に攻撃している。

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