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▽フーシ派は声明を出していない。フーシ派は攻撃を認めるのに数時間から数日かかることがある。
2024年9月22日/イエメン、首都サヌア、フーシ派の戦闘員(Getty Images/AFP通信)

イエメン親イラン武装組織フーシ派が27日未明、イスラエルに向けてミサイルを発射した。イスラエル軍が明らかにした。

それによると、イスラエル軍は死海周辺の地区に空襲警報を出し、ミサイルを撃墜したという。

イスラエル軍は声明で、「ミサイルはイスラエル領内に入る前に迎撃された」と述べた。

フーシ派は声明を出していない。フーシ派は攻撃を認めるのに数時間から数日かかることがある。

一方、米軍によるフーシ派支配地域への空爆は27日も続いた。

フーシ派メディアは港湾都市ホデイダなど、複数の都市が攻撃を受けたと報じている。死傷者の情報はない。

米中央軍(CENTCOM)はコメントを出していない。

米軍は3月15日にフーシ派への攻撃を開始して以来、首都サヌアやホデイダなどを数百回空爆。フーシ派はこれまでに200人以上が死亡したと報告している。

4月18日の空爆では少なくとも74人が死亡、171人が負傷したとされる。

フーシ派はイスラエル軍がパレスチナ・ガザ地区への攻撃を再開したことを受け、紅海やアラビア海、アデン湾などを通過するイスラエル船舶への攻撃を再開すると主張。トランプ(Donald Trump)大統領はこれを受け、フーシ派に対する軍事作戦を開始した。

フーシ派は23年10月にガザ紛争が始まって以来、イスラエル領内だけでなく、紅海やアデン湾の船舶を100回以上攻撃した。

この間、フーシ派は2隻の船舶を沈没させ、1隻をシージャックし、少なくとも4人の船員を殺害した。この攻撃は世界の海運を混乱させ、多くの企業がアフリカ南部喜望峰を周回する、より長く、より費用がかかる航路への変更を余儀なくされた。

フーシ派は攻撃を受けた地域への立ち入りを厳しく制限し、空爆に関する完全な情報を公表していない。

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